平塚漁港の食堂 2016.7.1 小林勝
平塚漁港の食堂で食中毒発生 2016年3月
「平塚漁港の食堂」HPから引用します。
お客さま各位
すでにご存知の方も多いと思いますが、このたび、当店でお食事をされたお客様が、
アニサキス症を発症してしまいました。
この場をお借りして、ご報告とともに、今後の対策などについてお話したいを思います。
「アニサキス症」は、アニサキスという線虫が寄生した魚類を食してしまうことにより、
ヒトの体内に入り込んで胃壁に食い付くなどして、胃痛の症状などをもたらすものです。
アニサキスは、サバ・アジ・イカなどに寄生し、長時間の冷凍や、加熱によって死滅しますが、
魚の生食の場合には常にそのリスクがございます。
当店では常に細心の注意を保ってチェックし、検出に努めておりますが、
今回は不注意によりお客さまのもとに提供されてしまいました。
今回の件につきましては、原因となった魚種がサバであると特定することは出来ません。
しかし、そのお客様が召し上がった献立から察するに、サバが原因であった可能性が
極めて高いことは間違いありません。
従いまして、このリスクを取り除く有効な方法が確立出来るまで、
当店では〆鯖の提供を自粛させていただくことと致します。
また3/17は、大変勝手ながら臨時休業とさせていただき、今後の再発防止のために、
魚の管理や仕込みなどに関する問題点や課題を徹底的に洗い出し、
また店舗環境のさらなる改善などに充てさせていただき、
今後より一層、安心して召し上がっていただけるおいしい魚料理を提供できるよう、
努めてまいる所存です。
ご迷惑をお掛けしてしまったお客様には、深くお詫び申し上げます。
当店の不注意により、ご迷惑をお掛けし、大変申し訳有りませんでした。
平塚漁港の食堂 店主